株式会社エビソル様のSalesforce環境移行をメタデータAPIを使って実装致しました。
下記、株式会社エビソル CIO 滝澤様から今回プロジェクトを担当させて頂きました弊社島本へのレビューを頂きました。
以下、滝澤様から頂いたメッセージです。
今回、関連会社設立に伴い現在利用しているSFDC環境を新会社側で利用するSFDC環境に移設する必要がありました。
移管対象のオブジェクトは標準オブジェクト・カスタムオブジェクトを合計すると10以上、利用しているカスタム項目については500近い項目あり、フローも一部移行を行う必要があったため、移行時間や移行ミスの懸念などいくつかの課題に直面していました。
そこで、SFDCの営業担当者の方よりRockhopper様をご紹介いただきました。
島本様は弊社側の要望と技術的な課題の両面からご提案していただけるため、とても安心してお任せすることができました。
御社にご協力いただいたことで、移行における品質の確保と移行期間の大幅な短縮が実現できました。本当にありがとうございました。
弊社の解説
まずは滝澤さま、この度は誠に有難うございました。要件の確認から資料の共有、コミュニケーション、全てにおいて、とても迅速且つ正確にご対応頂き、とても助かりました。
以下、今回の解説です
利用ツール
Salesforce Extensions for VS Code
作業内容(大まかな流れ)
- ツール検討※
- 旧環境とVS Codeを接続
- 旧環境のメタデータを取得(retrieve)
- 移行対象ではないメタデータを削除
- 新環境とVS Codeを接続
- 新環境にメタデータを順次デプロイ(deploy)
その他に検討ツールについて
GearSetを検討したが利用せず。理由はメタデータに関して移行対象かどうかを選別する作業が煩雑だったため。未管理パッケージを用いなかった理由については「標準項目の選択リスト値」や「項目レベルセキュリティ」など、未管理パッケージでは移行できない対象が複数存在したため。また移行対象外オブジェクトに依存したコンポーネントに関して、デプロイ時のエラーメッセージに応じた修正がVS Codeを用いた方が容易だったため。
参考URL
Salesforce Extensions for VS Code:
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=salesforce.salesforcedx-vscode-expanded
メタデータAPI:
https://developer.salesforce.com/docs/atlas.ja-jp.api_meta.meta/api_meta/meta_intro.htm
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